開発者ドキュメント
Loclint は、プレイヤーに見つかる前にローカライズのバグを検出します。消えたプレースホルダー、未翻訳のまま残った英語、ボタンからはみ出す文字。
開発ワークフローに組み込む方法は2つあります。MCPサーバーに接続して、エディタやAIエージェントから書きながらチェックする方法と、リリースのたびに Web 画面へファイルをアップロードして、出荷前にまとめて直す方法です。どちらも Loclint アカウントでログインするだけで使えます。
アカウントをお持ちでない方は、無料で登録できます(月500件までチェック無料・クレジットカード不要)。
MCPサーバー
いま文字列を書いている・直しているとき。コミット前に、エディタの中でその場でチェックできます。
Web アップロード
リリースビルドが揃ったとき。ファイル全体をチェックして前回との差分を確認し、翻訳者に渡す修正リストを書き出せます。
MCPサーバー
Loclint は MCP(Model Context Protocol)サーバーをホストしています。一度接続すれば、Claude Code・Cursor・Claude Desktop・自作エージェントなど、どのMCPクライアントからでも Loclint のチェックをツールとして呼び出せます。コミット前でも、レビュー中でも、新しいUIテキストを書いている最中でも、作業の手を止めずに翻訳とQAチェックが走ります。
エンドポイント
https://api.loclint.com/mcp
Claude Code に追加する
claude mcp add --transport http loclint https://api.loclint.com/mcp
その他のMCPクライアントに追加する(Cursor、Claude Desktop など)
{
"mcpServers": {
"loclint": {
"url": "https://api.loclint.com/mcp"
}
}
}ツールを初めて呼び出したときに、ブラウザで Loclint のログイン画面が開きます(OAuth 2.1)。APIキーの発行・保管・ローテーションは不要です。
qa_check はルール検査エンジンだけで動くため、チェックした文字列が外部のAIに送られることはありません。外部(OpenAI API)に送信するのは translate_and_check だけです。詳細はページ末尾をご覧ください。
ログインがうまくいかないとき
- 許可したのに、ブラウザに「localhost にアクセスできません」と表示される — ブラウザを開いているマシンで MCPクライアントが待ち受けていない状態です(SSH先やコンテナでの実行時によく起こります)。許可した後の画面(またはエラーページのアドレスバー — 同じURLです)からURLをコピーして、MCPクライアントに貼り付ければログインは完了します。
- ログインをやり直したのに古いページが残っている — やり直すたびにポートとログイン用URLが新しくなるため、古いタブは使えません。クライアントが新しく開いたページで許可してください。
MCPツール
qa_check手元にある原文・訳文のペアを、AIを使わない決定的なルール検査エンジンだけでチェックします。プレースホルダーの欠落・不一致、タグの崩れ、訳文が空のままの行、原文がそのまま残っている行、キーの重複を検出します。テキストが Loclint の基盤の外に出ることはありません。1回につき最大200ペア。
translate_and_check新しいテキストを書くときに。原文をAIが翻訳し(デフォルトは英語→日本語。sourceLanguage / targetLanguage で他の言語ペアも指定できます)、訳した各行を同じルール検査エンジンで検証してから返します。壊れたプレースホルダーがコミットに紛れ込むことはありません。1回につき最大50件。文字列は OpenAI API に送信されます(学習には使われず、最大30日で削除)。
MCP からの実行は、現時点では月間チェック数の上限に加算されません(上限は Web 画面でのファイルチェックに適用されます)。
返ってくるもの
{
"checkedEntries": 2,
"issueCount": 1,
"issues": [
{
"key": "quest_reward",
"category": "PLACEHOLDER_MISMATCH",
"severity": "CRITICAL",
"title": "Placeholder mismatch",
"explanation": "Placeholders differ between source and target (missing in target: {count}). This can break variable substitution at runtime."
}
]
}qa_check の実際のレスポンスです。2件をチェックし、プレースホルダーの欠落を1件検出しています。
リリースビルドのチェックフロー
- 更新した CSV / JSON をプロジェクト(1タイトル・1言語ペアで1つ)にアップロードします。文字コードとプレースホルダー形式({curly}・{{double}}・%s・printf)は自動で判別します。
- チェックを実行します。検出した問題は、カテゴリと重要度で分類され、それぞれに修正案が付きます。
- 前回との差分を確認します。同じファイルの前回チェックと比較して、新規・解消・再発が分かります。
- 修正リストCSV(問題のある行だけを、修正案つきで書き出したもの)をダウンロードして翻訳者に渡し、修正後に再アップロードして再チェックします。
プッシュのたびに自動でチェックする GitHub連携は提供予定です。それまでは、MCPサーバーがコミット前チェックの自動化に使えます。変更した文字列に対して、エージェントに qa_check を実行させてください。
公開APIは現時点では提供していません。外部からの連携窓口は MCPサーバーです。
文字列はどこに送られるのか
qa_check とルール検査のみのチェックは、すべて Loclint の基盤の中で完結します。外部のAIに文字列が渡ることはありません。translate_and_check とAIレビューは、文字列を OpenAI API に送信します(学習には使われず、最大30日で削除)。AIレビューはチェック実行ごとにオン/オフを選べるので、未発表タイトルは発表までルール検査のみで運用できます。
データの経路・保存期間・削除の全体像はセキュリティページをご覧ください。
次のアップデートを、自信を持って出そう。
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